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お墓について

お墓と宗教

香川県高松市の東に隣接する石の里は、山全体が花崗岩の層からなる八栗五剣山にいだかれた牟礼町・庵治町にまたがり、そこから庵治石は産出されています。
庵治石は、日本三大花崗岩の一つとしても知られ、今では、世界でも花崗岩のダイヤと呼ばれて高く評価されている石材です。きめ細かな地肌であるがゆえに風化に強く、磨けば磨くほど艶を増していきます。
正式名称は「黒雲母細粒花崗閃緑岩」で、主成分は石英と長石、そこに少しの黒雲母が含まれているため、庵治石には「フ(斑)」と呼ばれる珍しい表情が現れてきます。
石材という観点から花崗岩は細目(こまめ)、中目(ちゅうめ)、荒目(あらめ)と分類され、庵治石は細目と中目に分類されており、きめ細かな模様の細目(こまめ)になるほど貴重品として扱われています。
また、水晶に近い硬度を持つことも庵治石の特徴です。二百年は彫られた字が崩れたり、赤茶色に変色したり、艶が無くなったりしないといわれているのもこの硬さのおかげです。
ひとつ一つの結晶が小さく、緻密であることから他の花崗岩とは比較にならないほど細かな細工を施すことが可能です。故に、庵治石は丈夫で美しく、文字や模様がいつまでも崩れたり変質したりしないのです。

真言宗

【宗祖】弘法大師 空海 774~835年 806年(33歳)唐より帰国、真言宗を開く

・真言宗の教え
人はみな仏の子であり、人間の体(身業)、言葉(口業)、心の動き(意業)が大日如来の
境地まで到達すれば、その人間は生まれながらに仏になれたもの(即身成仏)としている
仏になれたのだからこの世は極楽となる。

・本尊
大日如来は宇宙の真理を意味する法身仏で諸尊の一切は大日如来が教化のために
姿を変えたものであると考えられている。

・経典
「大日経」、「金剛頂経」の2つを両部の大経と呼び根本経典としている。

・総本山

金剛峯寺(和歌山県高野山)高野山真言宗総本山

教王護国寺(京都市)東寺真言宗

仁和寺(京都市)真言宗御室派

泉涌寺(京都市)真言宗泉涌寺派

善通寺(香川県善通寺市)真言宗善通寺派

長谷寺(奈良県桜井市)真言宗豊山派

智積院(京都市)真言宗智山派

根来寺(和歌山県岩出町)新義真言宗

醍醐寺(京都市)真言宗醍醐派

天台宗

【宗祖】伝教大師 最澄 767~822年 805年(39歳)唐より帰国、天台宗を開く

天台宗の教え

「法華経」がお釈迦様教えを統一したものであり、仏教の真理を示している、その根本は法華一乗説といわれるもので、人は誰でも成仏できる可能性をもつと説いている

・本尊

久遠実成の本仏:釈迦牟尼佛が本尊とされるが「法華経」の中ではすべての如来は、菩薩、明王諸天は釈迦牟尼佛が人々を教化するために時と場所に応じて姿を変えたものと説いている。

・経典
「法華経」が根本経典とされている。それに四宗融合のため「輔宗の経典」がある、円教の「仁王般若経」「金剛妙経」「大智度論」、密教の「金剛頂経」「蘇悉地経」戒の「梵網菩薩戒経」浄土教の「大無量寿経」「観無量寿経」など

・総本山
比叡山延暦寺(滋賀県大津市)天台宗公式ホームページ

浄土宗

【宗祖】法然 1133~1212年 1175年(43歳)専修念仏による往生を説く

・本尊
阿弥陀如来

・経典
「無量寿経」「観無量寿経」「阿弥陀経」で浄土三部経と呼ばれる

・総本山
知恩院(京都市)
浄土宗ホームページ

臨済宗

【宗祖】栄西 1141~1215年 1191年(51歳)宋より帰国、臨済宗を伝える

・本山
妙心寺派妙心寺
建仁寺派建仁寺

黄檗宗

【宗祖】達磨大師から十一代目の臨済義玄禅師

・本山
黄檗山満福寺

曹洞宗

【宗祖道元 1200~1253年 1227年(28歳)宋より帰国、曹洞宗を伝える。

・曹洞宗の教え
座禅こそ正法である
悟りを求めて座禅するのではない、ただ一心に坐る

・本尊
釈迦牟尼佛(釈迦如来)
ただ単なる礼拝の対象ではなく、出家在家の区別なく修行する者の心のよりどころであり目標理想なのです。

・経典
「修証義」道元の著書「正法眼蔵」から抜粋して明治時代につくられた
「法華経」「大悲心陀羅尼」「般若心経」などが日常よく読まれる

・大本山
吉祥山永平寺(福井県)
諸嶽山総持寺(横浜市)

浄土真宗

【宗祖】親鸞 1173~1262年 1224年(52歳)本願念仏による往生を説く

・本尊

阿弥陀仏

・名号本尊

「南無阿弥陀仏」六字名号「南無不可思議光如来」九字名号「帰命尽十方無碍光如来」十字名号

・南無阿弥陀仏とは

昔のインドの言葉で「阿弥陀」は限りない命(無量寿)計りしれない光明(無量光)

「南無」は頼りにする信ずる帰依するという意味、南無阿弥陀仏とは

「無限の命と光明を備えた仏様あなたを信じ頼りにします」という意味。

・経典

浄土三部経→「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」
「仏説無量寿経」

衆生を救わずにおけないという阿弥陀仏の48の誓願が説かれている

「仏説観無量寿経」

物語の中心にお釈迦様が悩み苦しむ人間にとって念仏が大切であることを説かれている

「仏説阿弥陀経」

お浄土に生まれるためには阿弥陀仏の名号を一心不乱にとなえよと念仏の行をすすめている。

・本山

本願寺(西本願寺) 大谷派の真宗本廟(東本願寺) 興正寺派 佛光寺派

日蓮宗

【宗祖】日蓮 1222~1282年 1253年(32歳)唱題目による往生を説く
・教え

お釈迦様の教えを統一した「法華経」こそが最強の経典としている

・本尊

「法華経」二十八品のひとつ如来寿量品に書かれている「久遠実成の釈迦牟尼佛」

・経典

「法華経」正しくは「妙法蓮華経」という

・総本山

身延山久遠寺(山梨県身延町)

創価学会

【創立者】牧口常三郎初代会長、戸田城聖第二代会長

【名誉会長】池田大作

・教え

仏法の実践を通して、一人一人が真の幸福境涯を確立するとともに、生命の尊厳を説く仏法哲理を根本に、
恒久平和、豊かな文化、人間性あふれる教育の創造を推進し、人類社会の発展に寄与することにあります。

お釈迦様の教えを統一した「法華経」こそが最強の経典としている

・経典

「法華経」「新編日蓮大聖人御書全集」「日蓮大聖人御書辞典」

・創価学会本部

東京都新宿区信濃町32番地